アンケート結果4 節水意識は高くない
食器洗い乾燥機で節水・家事ラク
おや、皆さん、ジャージャー流しっぱなしで野菜や食器を洗っている人が多いようですね。水や給湯エネルギーの使いすぎが心配です。食器洗い乾燥機を使うと、つけ置き洗いをして手で洗うときの6分の1の水の量ですみますよ。では、どれぐらいオトクになるのか見てみましょう。
手洗いの場合 |
||
年間でガス81.62m³ |
||
年間で水道47.45m³ | 合計約23,470円 |
食器洗い乾燥機の場合 |
||
年間で電気525.20kWh |
||
年間で水道10.80m³ | 合計約14,020円 |
手洗いの場合―食器洗い乾燥機の場合 |
||
年間差額 |
約9,450円の節約 |
|
原油換算-37.67L | CO2削減量-52.1kg | |
注:水道のエネルギー消費量を含んでいないためマイナス値となっています。 給湯器(40℃)、使用水量65L/回(冷房期間は、給湯器を使用しない)の手洗いの場合と給水接続タイプで標準モードを利用した場合との比較 |
家事がラクになって、食器の衛生面でも安心
さらには1回の洗浄に使う水は約12リットルで、手で洗う時の6分の1の量ですみます。洗剤は食器洗い乾燥機専用のものが必要で、値段はふつうの中性洗剤よりもやや高め。けれども、洗浄のお湯を沸かすガス代や乾燥にかかる電気代を加えても、トータルの維持費は手洗いよりもおトク。毎日使いたい設備ですから、経済的な面でのメリットも見逃せませんね。
洗浄方法や運転音を確かめて選びましょう
国産品の食器洗い乾燥機は、扉ごと引き出して使うタイプがほとんどです。立った姿勢のまま食器を入れていけるので、とてもラク。一般的な幅45cmのものでは、約6人分の食器、40~45点を収納できます。深めに設計した機種もあり、大皿や柄の長いおたま、深い鍋が縦に入ります。洗浄はとてもパワフルで、例えば、スチームで汚れを浮かせて溶かしたり、洗剤のつまったミストが汚れをはがして除菌、漂白を行ったり。いずれも手洗いではおよびもつかないほどで、口紅の汚れやご飯のこびりつきなども、きれいに落ちます。最新の機種では、低温のすすぎコースを設定すると、お弁当箱やベビー食器など樹脂性の食器を除菌洗浄できるようになっています。小さいお子さんがいるご家庭では、より安心して使えますね。
洗いから乾燥までにかかる時間は、ふつうの洗い方のコースでは約80分前後です。軽い汚れの場合には、洗剤なしコースや短時間コースを選べるタイプも。また、運転音をより静かに設計した機種もあります。どれにするか決める時には、洗浄方法や音などをよくチェックしておきましょう。